果たして殺人事件のあったRESIDIA URAYASUはアドバンス・レジデンスのレジディア浦安なのか、そしてADRはこのニュースに対してどう応じるのか、そして株価はどうなる?
というか、おそらく何の情報も出ないと思いますし、ADRがわざわざリリースする義務もないんじゃないかと思います。保有物件で事故があったからと言って、その詳細、対応方針をリリースしてたら、上場会社のIR担当者はてんてこ舞いです。
その不動産業界ならではの感覚が世間一般のものとはずれていると認識はしてますし、投資家としては何のリリースも出ないと不安になる気持ちも分かりますが、まあたまにはあるよなとレベルじゃないかと。
この物件を担当しているPM会社はADRから色々と詰められているかもしれませんが…。
あと、茨城の竜巻も亡くなった方も物件という意味では大きな影響もないかと。つくば市にある物件はNBFのつくば三井ビルディングくらいのはず。
ってか、人の生き死のニュースばっかりの上に、26歳で癌で亡くなった方のブログ「とあるオタクの末期がん」を読んでなんだか色々考えてしまいます。
そもそものスタートは俺28歳なのに癌らしいwwwなのですが、ほんと2chってたまにフィクションよりもリアルだから困る。
というわけで4月13日以来のオヌヌメランキング。一回だけさぼったつもりが、GWで2日しかないし…みたいな感じでほぼ3週間ぶり。これだけ空けると株価の動きも出てますね。
上昇した森トラと5月入って気勢の上がらない阪急がランク外、アコモとフロンティアを再びランクイン。あくまでPOを見据えての動きで大きく変動したらというところ。ホテルリートはかなり上がってしまったけど消去法的にまだ上昇余地あるかなと。どの銘柄も押し目前提ではありますが。。
1位 : 8984 大和ハウス・レジデンシャル投資法人 548,000 549,000 0.18% 5.87% 87,973
大和ハウス系の住宅REIT。負ののれんもあるし、スポンサーのやる気も十分。賃貸マンションの繁忙期で稼働率は注目。心配していない。まだポートフォリオ改善を続けており、大手のこういう筋の通ったところは安心感あります。決算の数字は安心感のある数字だったので調整入ってないが、55万円より上は同業のADR次第か。
2位 : 8985 ジャパン・ホテル・リート投資法人 17,870 20,030 12.09% 8.93% 33,225
日本ホテルファンドとジャパン・ホテル・アンド・リゾート(JHR)が合併。負ののれんの額も決まり、BSも見えるようになった。そして上方修正も。買わない理由あるのか?というのは言い過ぎだが、夢見ても良いREIT。
3位 : 8954 オリックス不動産投資法人 375,000 358,500 -4.40% 5.86% 106,663
オリックス系のオフィス中心(大規模ではないが中小型でもない)で、商業、物流、住宅も保有する総合型REIT。決算発表は下方修正したが悪くない。アップサイドもダウンサイドもある中で、どうやって2012年8月期の数字を固めてくるのか。信頼を取り戻すためには1つずつ取り組んでほしい。POとかマジ勘弁。
4位 : 8973 積水ハウス・SI 投資法人 331,000 323,500 -2.27% 6.28% 38,088
積水ハウス系の住宅REITだが、商業のシェア高いが(これ以上は増やさないらしい)、まさかの浜松プラザを一部売却。さらに大規模なPOすれば一時的には株価下落だが、中期的には間違いなくプラス。個人的(こんなブログで何言ってんだという話ですが)に超注目銘柄。急いで買うこともないですが。
5位 : 3269 アドバンス・レジデンス投資法人 153,900 157,000 2.01% 5.73% 169,290
伊藤忠系の住宅REIT。押し目待ちに押し目なし。そんな2月3月。多額の負ののれんで、もはや株というよりも債券と言っても過言じゃない分配金の安定。15万円割れてこないものか。浦安?問題なしかと。
6位 : 8956 プレミア投資法人 312,500 302,000 -3.36% 6.72% 61,468
NTTがメインスポンサーとなったオフィス・住宅の複合REIT。しょっぱいオフィスが重荷でNTTがどうやって挽回するか。住宅は業界No.1のKEN(スポンサーでもある)が担当。配当落ち後で30万円維持できている。NTTがテナントで埋めているし、10月までは配当安定じゃないかと。もうちょっと利回り下がってもいいかと思うが。
7位 : 3226 日本アコモデーションファンド投資法人 545,000 526,000 -3.49% 5.25% 106,117
三井不動産系の住宅REIT。月初4営業日ほどで前月末の稼働率をリリースする拘りはかなりすごい。三井不動産の新年度入りでPO候補その一。株価は出遅れていたが、足元は強い。深追い禁止だが、50万円台前半くらいならOKなんじゃないか。
8位 : 3234 森ヒルズリート投資法人 325,500 336,000 3.23% 5.18% 75,360
森ビル系の総合型REIT。IPO時からの懸念物件だった六本木ファーストを外して愛宕グリーンヒルズを入れてきた。利回り5%が見えてきたところで休憩。仕込むなら30万円フラットくらいが良いなあ。利回り改善手段はまだ有るが森トラストより利回り高いのはちょっと行き過ぎ感。
9位 : 8964 フロンティア不動産投資法人 667,000 672,000 0.75% 5.71% 129,398
三井不動産系の商業REIT。博多の商業(VIORO)を東京建物から100億円で取得。横浜のサミット(底地)もそうだがちょっと高い。社長代わって良くも悪くも「らしさ」が消えつつある。LTV上げてきたし、POは6月なのか。三井不動産の中期経営計画を見るとイケイケだが、どっしり構えてほしい。値段は手頃だと思う。
10位 : 8952 ジャパンリアルエステイト投資法人 711,000 718,000 0.98% 4.37% 390,367
建物は立派なんだが…の三菱地所系オフィスREIT。配当落ちの調整はほぼ完了の雰囲気。空室率のアップサイド考えるとここからNBFに劣後することは考えにくい。上値余地はNBFよりもあるが、70万円という心理的サポート面を割るところには注意。
8951 日本ビルファンド投資法人 754,000 750,000 -0.53% 4.03% 462,202
安定感のある三井不動産系オフィスREIT。J-REIT唯一の利回り3%銘柄だったが、デベロッパー株に引きずられて最近は弱い。オフィスマーケットの空室率は一進一退だが、上げ一巡からのこの展開は上値を追いかけにくい。70-80万円のレンジから大きくは離れにくいか。
8953 日本リテールファンド投資法人 122,900 127,500 3.74% 5.88% 231,076
三菱商事系の商業REIT。GMS(イオンなどの郊外型商業施設)も都心型商業も不安は残るがダウンサイドは分かりやすくなった。決算発表後にじわりじわりと株価上げてきた。この銘柄は公募増資のタイミングだけじゃないかと。
8955 日本プライムリアルティ投資法人 228,300 233,300 2.19% 5.49% 163,235
東京建物系のオフィスREITと一般的に言われるが、商業も結構多い。東京建物の「虎の子」の土地を取得。LTV上げた感じ見ると6月POかもしれないが、どの水準でDPSを作ってくるか。6000円以上で株価固めてきただけに、POでLTV下げるからDPSも下がりますってのは、投資家には受け入れられない。
8957 東急リアル・エステート投資法人 417,000 416,000 -0.24% 5.29% 70,631
東急電鉄系のオフィス、商業の複合REIT。良い物件だけに目を奪われるとろくなことにならない。決算はイマイチ。11000円/期がボトムと思いきや不安が残る業績予想に。もうちょっと悪い材料は出続けそうな雰囲気もある。正念場かと。
8958 グローバル・ワン不動産投資法人 536,000 554,000 3.36% 4.33% 51,938
近・新・大を掲げる(ほぼ)独立系オフィスREIT。大手町ファーストスクエア埋まるのか注目。大手町FSは3万円台だろうか。決算発表でぐっと下がってからじりじり戻してきた。そんなに明るい材料はないと思うが、森ヒルズリートも堅調なので話があるのか。
8959 野村不動産オフィスファンド投資法人 486,500 459,500 -5.55% 5.35% 148,442
野村不動産系のオフィスREIT。財閥系デベを追いかける業界2番手だが、1番との差は大きい。配当落ち後はちょこっと配当金を下方修正したが、本音ではもっと下もあるかもと思っていた。でも、利回り5.5%は欲しい銘柄ではある。
8960 ユナイテッド・アーバン投資法人 93,300 95,400 2.25% 5.77% 196,246
日コマを吸収した丸紅系の総合型REIT。負ののれんがあるので今後3年は分配金5500円極めて固いが、アップサイドないのが弱点。上昇相場に付いていけなかったが、その後の値持ちは意外に良い。公募増資が5月なのか11月なのか、オフィスの苦戦を見ると早めにテコ入れもありそうだが。。1年半は空けてくれないものか。。(希望)
8961 森トラスト総合リート投資法人 689,000 719,000 4.35% 5.29% 166,738
(良い意味で)孤高のデベ、森トラストのオフィス中心のREIT。汐留ビルはJ-REITで一番のビル。契約が固すぎて配当金は上昇しない。三田MTビルを埋められるかどうか不安あったが、株価は67万円から切り返し。一度は材料消化した形に。
8963 インヴィンシブル投資法人 6,670 6,620 -0.75% 6.04% 8,993
住居中心の総合型REIT、オフィス、シニア、商業も。…ちゃんと運用してくれ頼むから。あと変なファイナンスは勘弁で。投資主総会の仕切り直し、資産運用会社の減資。投資家なめんなと言いたい。
8966 平和不動産リート投資法人 48,150 48,300 0.31% 6.42% 33,507
平和不動産系のオフィス・住宅の複合REIT。うまく合併を乗り切った印象。最近、株価は息切れ。投げ売りは出ないものの、なかなか6%フラットまで利回りは下がらない。5月銘柄で動き出るかも。
8967 日本ロジスティクスファンド投資法人 703,000 706,000 0.43% 4.87% 104,044
三井物産系の物流専業REIT。低LTVと高い配当利回り。安心感あり。八千代のテナントは契約延長をゲット。次の一手はLTV上昇かPOか。GLPのIPOも噂されており意識したい。利回り5%割れてから重い。70万円から買うのは勇気いるんです。
8968 福岡リート投資法人 587,000 587,000 0.00% 5.47% 72,230
福岡の大企業(+日本政策投資銀行)のほとんどがスポンサーの総合型REIT。福岡地盤で格付AAの企業って5本もないらしい。本質的には安定型なのにグロースの見込める銘柄を同じバリュエーションってどうなんだろう。博多の天神、博多駅、キャナルの3つどもえの争いはここまで市場にプラスだったが、これからは分からない。キャナルのリニューアルもダウンサイド防止以上の期待はできない。
8972 ケネディクス不動産投資法人 300,000 272,300 -9.23% 6.90% 85,965
スポンサーであるケネディクスよりも信頼されていた時期もあったが、スポンサー共々苦しい時期。新社長は未知数。中堅オフィスREITのリバウンド局面で、30万円でお疲れ様感もある。4月の配当落ちの影響はほぼ消化できたが、かなり激しく売られた印象。
8975 いちご不動産投資法人 36,100 35,950 -0.42% 6.68% 30,426 良く分からない、いちごグループのオフィス中心の複合REIT。負ののれん+金利コスト低減で期待を持てるREIT。順調に株価回復。物件売却も進めておりやることはやってる。
8976 大和証券オフィス投資法人 218,500 217,000 -0.69% 4.70% 86,482
大和証券に何ができるのか良く分からないオフィス専業REIT。利回りだけでは売買できない銘柄で潜在能力は高い。なんだかよく分からないが、多かれ少なかれ間違いなくアップサイドはある銘柄
は時に人気。底値の感触がつかみにくくて厄介だが。
8977 阪急リート投資法人 387,000 392,000 1.29% 6.12% 33,050
競争激しいが、大阪の商業施設は良い物持ってる。決算は悪くなかったし、開示内容は玄人好みでピカイチ。梅田のポテンシャルは新宿に次いで日本2位、らしいです。40万円くらいまでは怖さもないが5月でどこまで上げられるかで、今後一年の上限は決まる。
8979 スターツプロシード投資法人 116,200 111,700 -3.87% 6.71% 12,547
スターツって良い企業だと思うが如何せん華がない。個人投資家のシェアが高い異色の住宅専業REIT。住宅REITの序列では一番下と思いきや、ケネディクス・レジデンシャルがもっと小さくIPO!時価総額は負けてますが、要はケネディクス・レジが(略。
8982 トップリート投資法人 466,000 449,000 -3.65% 5.43% 72,230
スポンサーは立派だが、何をやってくれるのか良く分からないオフィス中心のREIT。晴海トリトンは厳しいが、やっぱりオフィス人気でると買われる。物件を買い増してPOの準備万端といったところか。新日鉄都市開発の動きが気になる。48万円までふわっと上がったが、配当落ち前から売りが増えてしまった。
8986 日本賃貸住宅投資法人 36,050 37,150 3.05% 6.51% 47,975
極端な話、そこそこの物件であれば何とかなるのが住宅の良いところ。金利コストの改善も期待。最近の株価は足踏みだが、じりじりと再び上ブレ。ポートフォリオの入替が順調なのはいいこと。
8987 ジャパンエクセレント投資法人 409,000 417,000 1.96% 5.85% 77,158
興和不動産系のオフィスREIT。決算が思いのほか良かった。興和不動産と新日鉄都市開発の合併という材料も目先一巡。LTV上げてきているが、スポンサーがざわざわしているのでどのタイミングか良く分かりません。利回り6%割らないということはちゃんとしたREITに見られてるということじゃないかと。
3227 MIDリート投資法人 220,900 222,300 0.63% 6.62% 40,563
関西電力系のオフィス中心のREIT。大阪の京橋のオフィスが大きな不安。動き遅いし、スポンサーは原発対応で一杯一杯か。安定感もあるし利回り7%は魅力だが19万円台からかなあ。東電の対応見てたら、パナソニックが関電に喧嘩売って京橋からごそっと抜けるとは思えない。
3240 野村不動産レジデンシャル投資法人 422,000 431,500 2.25% 5.60% 63,695 野村不動産系の住宅REIT。最近は住宅全般が重かったが、40万円をきっちり超えてきた。住宅リート全体が5.5%の壁を抜けられない中、決算月で意地を見せてくるか。野村不動産グループの行く末はどうなるんだろうか。
3249 産業ファンド投資法人 466,000 490,500 5.26% 5.39% 65,535
三菱商事系の物流・インフラ系リート。アップサイドないが下落相場に強いREIT。ここまで素直に上がってくれるとは思ってなかった。ってか上がり過ぎじゃないかと。配当金の伸びはまったく期待できない上、築20年を超えた物件がゴロゴロ。JALの業績改善は良いニュースでしたが。
3278 ケネディクス・レジデンシャル投資法人 – 180000 6.82% 13,579 無事に(?)上場達成。株価の推移は大半の投資家が予想したレンジのもので特に問題なし。固都税を考慮したら利回りはグッと下がる。投げ売りが出るまで我慢。
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